四国地区の頂点を決める戦いは昨年に続いて当地を舞台にモーニング開催で行われる。直近10大会は徳島支部7V、香川支部3V。2つの支部による熱いバトルから目が離せない。
 うずしお軍団を率いるエース・田村隆信(徳島)は昨秋当地SGチャレンジカップに出場し存在感を示した。今回は6年ぶり3度目の四国王へ気合満点だ。前年度覇者の山田祐也(徳島)は前期F2も、足かせがなくなった今なら本来の力を発揮していく。
 島村隆幸(徳島)は大村グランプリシリーズでSG初出場と初優出を同時に果たした。菅章哉(徳島)は攻撃的な走りで1着を量産。西野雄貴(徳島)佐々木和伸(徳島)も好走が多く、上位争いを外さない。
 対する香川勢は、丸亀のエースへと成長した片岡雅裕(香川)が地元の牙城を崩す。昨年はSG覇者の仲間入り、大村SGグランプリでベスト6に残った。今年は真価が問われる1年だけに、四国王の称号は是が非でも欲しいところ。多摩川G1ヤングダービーを制した近江翔吾(香川)や、中村晃朋(香川)石丸海渡(香川)竹田和哉(香川)川原祐明(香川)といった若い世代も元気いっぱいだ。
 長年の実績確かな森高一真(香川)重成一人(香川)も虎視眈々。中村日向(香川)は前回大会でG1初優出。年をまたいで連続優出としておりリズムは良好。再び旋風を巻き起こすか。
 女子は平高奈菜(香川)中村桃佳(香川)の2名が住之江PG1クイーンズクライマックスに出場。42回大会覇者の山川美由紀(香川)も加わり、香川支部のレベルは高い。地元勢は岩崎芳美(徳島)岸恵子(徳島)をはじめ、総勢5名がタイトルに挑む。

鳴門現行モーターの中から、記者注目のモーター8基をピックアップ!
初下ろしから約9カ月経過し、結果を残している好モーターを5基、仕上がり切れば大化けしうる潜在力のある穴モーターを3基、
機歴と記者解説によってご紹介するとともに、抽選で使用が決まったモーターは節間整備レポートをお届けします!

28

34

64

73

75

11

15

39

28号機
  • 5.60
  • 39.88%
  • 55.36%
  • 168
  • 3
  • 2
  • タブ1
  • タブ2
 夏場まではかなりおとなしい時期が続き、一時は2連対率が25%を割るところまで低迷していました。9月にキャブレター交換をした頃から変化を見せるようになります。同月に山崎郡が節イチの動きを見せると、10月に森永隆が操り、最後まで乗り心地を気にしながらも優勝。12月に仲谷颯仁が「伸び寄りだけど、出足も良かった」とオール2連対で優勝しています。ここまで半数以上がB級レーサーが使用していながら、通算2連対率は40%に迫る勢い。さらに温水パイプが装着されて以降は60%に迫る勢いで、著しく勢いを増しています。

タブ2の中身。

34号機
  • 4.97
  • 32.28%
  • 48.10%
  • 158
  • 3
  • 0
  • タブ1
  • タブ2
 初おろし当初は目立った活躍はありませんでしたが、8月ヴィーナスシリーズで上田紗奈がキャリアボデーを交換して「別物になった」と話すと、続く9月に松田祐季が優出。このあたりから2連対率も上昇していきます。温水パイプが装着された10月戦で平尾崇典が優出して結果を残すと、11月G2レディースチャレンジカップで高田ひかるが操り「全部の足が良い」と優勝戦は絶好枠で登場。進入がもつれて本来のパワーを引き出せませんでしたが見せ場は十分でした。正月戦で菅章哉が操りチルトを使い分けて節間5勝をマーク。強烈なインパクトを残しました。

タブ2の中身。

64号機
  • 6.03
  • 48.30%
  • 62.50%
  • 176
  • 5
  • 2
s
  • タブ1
  • タブ2
 初おろし当初から常にA級レーサーが乗り続けて数字を押し上げている印象です。9月終わりの時点で4優出2優勝。2連対率は50%を大きく超えてエースモーターの座を不動のものにしていましたが、10月に温水パイプが取り付けられると気配は一変。11月SGチャレンジカップで原田幸哉が「どんな調整をしても思い通りにいかない」と不完全燃焼に終わると、12月に船岡洋一郎が「ペラ調整しても普通あるかどうか」と優出はするも、満足いく結果ではありませんでした。ポテンシャルはあるはずなので、再び輝きを取り戻すことができるか要チェックです。

タブ2の中身。

73号機
  • 5.82
  • 42.07%
  • 60.98%
  • 164
  • 1
  • 0
  • タブ1
  • タブ2
 5月と7月に大がかりな整備を行うも予選落ちが多く、なかなか浮上のきっかけを見い出せない時期が続いていました。それでもシリーズ終盤に上位着を並べる場面が目立っており、常に2連対率は高い水準で推移していました。お盆戦で四宮与寛が伸び型に仕上げて見せ場を作ると、徐々に予選突破も増えてきました。このモーターの初優出は11月の山一鉄也ですが、12月以降は4節続けてB級レーサーが操り、12月の佐々木翔斗と正月戦の一宮稔弘は行き足から伸びを中心に上位着を並べる節もありました。現状の2連対率は40%を超えている好モーターです。

タブ2の中身。

75号機
  • 5.54
  • 38.89%
  • 54.32%
  • 162
  • 6
  • 1
  • タブ1
  • タブ2
 5月のG1周年で馬場貴也が優出3着。6月に向井田佑紀が優出した時点で有力モーターのひとつに挙げられましたが、その後はおとなしい時期が続いていました。9月と10月に武田信一が2節連続で操るとどちらも優出。このころからコンスタントに準優以上に出るようになりました。冬になると12月に田中信一郎がオール2連対で優勝。正月戦は島村隆幸が操り、優出はならずも出足を中心に軽快な動きを見せていました。本体整備は12月にリングを交換しただけで、他は手を加えられていない状態。素性の高さがうかがえるモーターと言っていいでしょう。

タブ2の中身。

11号機
  • 5.55
  • 37.58%
  • 55.15%
  • 165
  • 2
  • 0
  • タブ1
  • タブ2
 夏場までは見せ場を作る局面もありましたが、なかなか優出することはありませんでした。初優出は温水パイプが取り付けられる直前に操った10月の石丸海渡でしたが、このときにクランクシャフトを交換して劇的に変化しました。11月のSGチャレンジカップで片岡雅裕は「調整は割とストライクゾーンに入っていた」と優出5着。正月戦は島川海輝が予選落ちも「全ての足が上位だった」と3コースから豪快にまくり勝ちを決めています。1月G3オールレディースで道上千夏が「ペラ調整で回り足がスムーズになった」とまくり差しで高配当を提供したのは記憶に新しいところです。

タブ2の中身。

15号機
  • 5.35
  • 36.75%
  • 52.41%
  • 166
  • 5
  • 0
  • タブ1
  • タブ2
 4月の初おろし2節は温水パイプが装着した状況で1優出と結果を出し、外れた後は途中で転覆がありましたが、B級レーサーが乗り続けても結果を残してきました。ここまで優出は4回。季節を問わない優出実績は好素性の証。11月SGチャレンジカップは篠崎元志が優出しており、大舞台での活躍も記憶に新しいところ。1月1節目で岡祐臣が6コースから準優勝。温水パイプが装着されてから2連対率をやや下げていますが、1月1節目が終わった時点で本体整備はほとんどされていない状況。整備で大きな変化が生まれる可能性を秘めているモーターです。

タブ2の中身。

39号機
  • 5.48
  • 40.00%
  • 50.97%
  • 155
  • 6
  • 2
  • タブ1
  • タブ2
 6月に新ペラに交換され、7月は地元の島村隆幸が行ったセット交換で機力アップに成功して優出しました。その後は優出回数を積み重ねると、8月ヴィーナスシリーズで今井裕梨が2コースまくりで優勝した際は行き足、伸びは高水準の仕上がりになっていました。
 再び脚光を浴びたのは11月SGチャレンジカップ。深谷知博が準優と優勝戦はチルト0.5に跳ねて挑んで不利枠ながら展開を上手く突いて優勝しています。現状は伸びに特化した格好で、回り足に関しては課題が残っている様子。乗り手の調整が上手くハマればさらなる大化けも予感させるモーターです。

タブ2の中身。