レース展望

8月最後のシリーズは4日間の短期決戦。夏も終わりに近づいてきたが、熱いレースはまだまだ続いていく。
吉田拡郎（岡山）は各地で優出を重ねて好調をキープ。当地は過去に4V、前回1月戦は10戦8勝で優勝と安定した走りで今回もV最有力だ。木下翔太（大阪）は的確なハンドルさばきで1着を量産。成績が奮わなかった前回当地6月戦の雪辱に燃える。
近江翔吾（香川）は大舞台を経験してキャリアを積み重ねてきた。当地は1年3カ月ぶりの参戦も、初Vを決めた水面で相性は良好だ。尾嶋一広（兵庫）は今期に入り優出を重ねて勝率は7点超え。コースを問わず攻撃的な戦法が魅力だ。岡村慶太（福岡）や秋元哲（埼玉）は安定感のある走りが持ち味。尾上雅也（埼玉）は着取りに波こそあるが、勢いに乗れば上位争いを外さない。
後藤翔之（東京）は5月住之江で今年初V後も大崩れの少ない走り。今期は7点に迫る勝率で勢いに乗っている、山崎裕司（広島）や岡瀬正人（岡山）は派手さはないが、イン戦以外でも上位着を確保する堅実派レーサーで常に舟券に貢献していく。
地元の一宮稔弘（徳島）や佐々木和伸（徳島）は近況勝率は伸び悩んで苦戦が続いているが、地元水面でリズムを上げていきたいところ。堀本和也（徳島）は約1カ月ぶりの地元戦。準優勝に終わった前回以上の結果に期待したい。